今さら聞けない!飲食業の職種と仕事内容とは?

一言で飲食業といっても、働き方はさまざまです。この記事は今さら聞けない、飲食業界の主な職種や仕事内容を徹底解説!

飲食業界で働くことに興味のある方、飲食業界から転職を考えている方におすすめの内容となっています。

先にまとめると
  • 飲食業ならでの職種は主に5つ
  • まずは店内系の仕事、キャリアアップすると店外系の場合もあり
  • 他業界でも実力を発揮できる職種もあり

飲食業ならでの職種は主に5つ

まずは飲食業界ならではのお仕事をご紹介します。

【店内】

①ホールスタッフ

②キッチンスタッフ

【店外】

③商品開発・研究開発

④販売促進(PR・広報)

⑤店舗開発

大きく分けて、

店内で働く場合と、店外で働く場合に分けられます。

飲食業界では新卒で入社すると、

まずは店内のホール、キッチンからスタートすることが多いみたいです。

ホールやキッチンスタッフとして、

飲食業の基本的なスキルを身に着けたあと、

店長やエリアマネージャーなどの店内を中心としたキャリアステップ

もしくは商品開発などの店外で働くキャリアステップ

用意されているみたいです。

店内系の仕事、キャリアアップすると店外系の場合もあり

まずは店内系のお仕事を詳しく見ていきましょう。

①ホールスタッフ

ホールスタッフの仕事内容は

「ご案内→注文→料理提供→精算→席の片付け・清掃」が基本。

お客様をお待たせしないよう常に動向を気にする細かな配慮が必要です。

お客様が目にするホール従業員の雰囲気は、そのまま店全体の印象につながります。

お店の顔となるポジションなので、清潔感や笑顔、礼儀の正しさなどが重要となってきます。

②キッチンスタッフ

キッチンスタッフの仕事内容は

「仕込み→調理→片付け」が基本。

大切なのは調理を素早く正確に行うこと。

そのためには、調理しやすいようにキッチンを常に整理しておくことも必要となってきます。

皿洗い、床掃除、鉄板磨き、包丁研ぎなど地味に思われやすい作業もありますが、必要ない作業はひとつもありません。

見えないところにこそ気を使って仕事をすると◎ですよ

店内系のお仕事はアルバイト・パートで経験したことのある方も多いのではないでしょうか?

漫画やドラマでもよく登場するお仕事なのでイメージもつきやすいかもしれません。

企業規模の大きい会社では、ホール、キッチンスタッフは

アルバイト・パートが行い、

店長などのマネージャー職になると社員として扱うところも多くあります。

次に店外系のお仕事を見ていきましょう。

③商品開発・研究開発

どのような商品がメニューにあれば、お客様がより興味をそそられて集まってくるのかを考えるのが商品開発・研究開発の仕事です。

メニューは一度決めたらそのまま変更しないものではありません。

クリスマスやバレンタインデーなどの季節やイベントごとにメニューを企画し、

「今だから食べたくなるようなメニュー」を出しておくことは非常に重要です。

そんなメニューを考える仕事が商品開発・研究開発です。

時期だけでなく、流行にあった商品を開発する必要があるため

トレンドに敏感な方

商品のコストや売り上げに対する利益を考えられる

ロジカルな能力

いかに早く提供できるか、誰でも美味しく作れるようにするための

創意工夫力

などが必要になってくるお仕事です。

④販売促進(PR・広報)

次は販売促進。

よくPR、広報と言われるお仕事です。

売り上げUPには効果的なマーケティングが必要。

販売促進のお仕事は、各店舗の売り上げがどうすれば上がるかを考え、

さまざまなキャンペーンを考案したり、告知の仕方を工夫したりするのが主な仕事です。

基本的には本社オフィスなどの店外で仕事をすることになりますが、

POPの設置や、お客様の反応をみるために店舗へ行くこともあるそうです。

また、新商品を効果的にPRするためにテレビ局へ売り込みに行ったり、

雑誌社へ提案することもあるそう。

この仕事には、人気の出るキャンペーンを考える

・想像力

現場で人の意見を正確に聞ける

・ヒアリング力

テレビ局や雑誌社などの外部へ提案できる

・提案力

が必要になります。

⑤店舗開発

飲食店はどのエリアに店舗を出店するかは重要なポイントです。

立地が悪ければ、どれだけ素敵な店舗でも売り上げはなかなか増えません。

店舗開発の仕事は、新規出店時にエリアの調査を行ったり、店舗物件の発掘を行ったりするお仕事。

現地に行って客層や客数、周囲の店舗の調査をする必要があるので、

・行動力

が必要です。

また客数、客層、その周辺に住んでいる人を細かく分析し、売り上げ予想を作成する必要もあります。

・分析力

も重要となるお仕事です。

他業界でも実力を発揮できる職種もあり

こちらで紹介した店外系のお仕事3職種は、他業界でも活躍できる可能性が高いです。

関連性が高い、おすすめの業界は以下です。

商品開発・研究開発

メーカー系企業の開発職に転職できる可能性があります。

特にお菓子のメーカーは飲食業界と繋がるところも多いのでおすすめです!

これまでの経験、スキルを活かして人気商品をつくってみてはいかがでしょうか?

④販売促進(PR・広報)

こちらはブランドをもっている企業ならどんな業界でも転職ができる可能性があります。

化粧品や洋服、おもちゃなど幅広いです。

また、テレビや雑誌などは人との繋がりで紹介することが多いので、

これまでの人脈を生かせる環境なら、転職してもすぐに結果を出すことができます!

⑤店舗開発

多店舗展開をしている企業であれば転職できる可能性があります。

例を挙げると

・携帯ショップ

・中古買取ショップ

・コンビニエンスストア

など、飲食業界以外でも多店舗展開している企業は多数あるので、

これまでの経験を十分に活かすことが可能です!

いかがでしょうか?

飲食業界でそのまま働くのもよし、

他の業界へ移ってキャリアアップを図ってもいいと思います!
ただ、他業界へ移る場合は、店外系の職種を経験してからのほうが選択肢は広がります。

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